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Radio走馬灯Vol.1 ジャケット


タイトル通り走馬灯をモチーフに作りました。

走馬灯とは本来お盆に飾る回り灯籠のことを言うらしいのですが、ここではもちろん死の直前に見るというフラッシュバック現象のほうを指しています。

画像が思い出、空白が薄れる意識。渦状に連続することで個人の力ではどうにもならない強制的な進行を表しています。

一番手前の画像が桜なのは季節がら、ではなくて、人間爆弾→人間ロケット「桜花」という連想からです。靖国神社の境内にある博物館「遊就館」に桜花のレプリカが展示されていますので、興味のある方は行ってみてください。

WONDER WORKER

自分が生きてきて、スッゴイ上手くいったこと何て何にも無い(と思ってる)。

音楽が好きだけど、そこまでレコードに詳しく無いし、レコードでDJなんて出来ないし、作曲だって初心者の域を脱していない。恋愛も満足した経験なんて思い出せない。勉強だってどこか妥協続きのくせに、大学院なんて所に来てしまった。何にも出来ないんだけど、なんかしたい!ホントダメ、何にも出来ない。

(僕にとって)コバルト爆弾αΩは、僕の曲がった青春が無限に続くためにあります。

無限モラトリアムを体現する西千葉Tシャツ。

今は無い小学校のユートピアを求めて被るは、豊橋市向山小学校の学帽。

ところで題名のWonder Workerですが、これはShakkaZombieの名盤Journey Of Foresightに収録された曲。ShakkaZombie自らがメジャーの土台でやってきた自らを自画自賛。見せ付けてくれる名曲です。

2000年前後はDoragonAshを筆頭にメジャー進出を開始したジャパニーズラップが流行していました。僕自身も音楽なんて全く関係の無い人間だったのに、Viva La Revolutionから一気にハマリ込んでいました。TSUTAYAのヒップホップコーナーで発見したJourney Of Foresight。このアルバムのジャケットは西遊記をモチーフにしたもので、他のギャング系ラップの「オレがオレが!!」みたいジャケとは違って、主張しない感じが印象に残り借りたのを覚えています。内容も周りのラップと一線を引くような繊細なラップ&トラックで一気に気に入りました。僕は現在 TechnoやHouseを中心に音楽を聴いていますが、打ち込みとサンプリングを利用したトラック作りに壮大なロマンを感じたのは ShakkaZombieだったりします。

彼らの最近の活動をネットで調べてみたのですが2003年頃を期にShakkaZombieとしての活動は止まってしまっているようで残念!