remix OCTOBER 2008 N208
特集 もういちど彼方へ アヴァン・ダンス・ミュージックの冒険
ギャング・ギャング・ダンス、ブリックリン系ディスク・レヴュー、ZAZEN BOYS、レイラ、ピヴォット、エレクトロニック・ミュージックにおけるレフトフィールド、フライング・ロータス、エクスペリメンタル・ビートの現在、ザ・バグ
前回、コムコムドットコムにてコバルト爆弾αΩのインタビューをしてくださった藤沼亮さんが、今回はクラブ雑誌remix誌上にてRAVE @ AKIHABARA と題してコバルト爆弾αΩ、遠藤一郎、愛☆まどんなについて書いてくれました！要チェック！
美術手帳の表紙に秋葉原のライブペイントでお世話になっている遠藤一郎氏、加藤愛（a.k.a 愛☆まどんな）の二人が表紙に！中のページでも大々的にフィーチャー！！ゴーフォフューチャー！！美術手帳ってゲーム業界におけるファミ通、クラブ業界におけるRemixみたいなもんらしい、、、凄い！！しかも愛☆まどんなの特製エコバックもついてますよ
で、実はコバルト爆弾αΩもライブペイントの写真にチラリとのっております。まったく予期しないアートの分野の雑誌。コバルト爆弾としては予想外の展開。でもメディアにのることは、やっぱり嬉しい。
アートという分野に関わっている人々は、生き方が自由でとても楽しそうに見える。（隣の芝は青いだけか？）勿論作品造りは相当悩むんだろうけれど。紙とペンだけで何か発信して行こうみたいな気概と勢いは、めちゃめちゃ元気を貰える。何となく就職活動して適当な大企業にいくような理系大学生からみたら相当なカルチャーショックだった。自分の生き方なんて自由なんだって、勝手におしえてもらった。二人を含めライブペイントに協力してくれている皆様には、とても感謝している。
2008年1月25日（金）代官山Unit ・Saloon
アルバム『Fine: The Best of Frogman』リリース記念、そしてフロッグマン”Cold Sleep（＝冬眠）”前のフィナーレを飾るパーティー
に行ってきました。テクノを聴き始めた理由というのが、Chemical BrothersだったりUnder WorldだったりDaft Punkだったり最近だとPufumeだったりする人もいると思います、自分はFrogman RecordsやKAGAMIやMijk van Dijkでした。frogmanが存在していなければ、自分が今いる場所にはいなかったでしょう。
イベント中で印象的だったのは
○S.T.Scan 自身による Cold Sleep 一緒にいったUPPERJAPANの相方が猛烈に感動してた。
○KAGAMIによるTokyo Disco、Elephant Disco あの当時はCDJもこんなにメジャーじゃなかったから、かける（かけられる）人いなかったなぁと時代を感じる。MicroglobeのEnviron-Mentallity も笑いながら掛けてるのが印象的だった。
○そんでもってTOBYによるDJは凄かった。あれは、桃源郷だった。
MicroglobeのWhat is spaceから始まってAcidテクノいってその後 Environ-Mentallity,Niji,Trust,gamer’s night,HumateのLove stimulationっていうジャーマントランス万歳というかマイク万歳な内容。マイクオタクの自分には、この状況は酷く興奮した。夢がかなってしまった。
○ラストバックトゥバックでは Ken=go→によるHouse is mineとCold Sleep
２０００年前半に遅れてきた人間としては、９０年代の数々の歴史は羨ましく見ていて一度は体験したいって思ってたもんで、その当時の名曲をクラブで聴きまくれるということが嬉しすぎて泣けました。もうこんな瞬間は無いのだろうかと思います。佐藤大さんに直接お会いしてラジ＠のTraktorコンテストのことを感謝できたのも思い出深いです。また時代が一つ終わったという感じもしました。今すごいテクノ過渡期を感じるんだけれど、次って何なんだ！この状況をしょって立つアイコンは誰なんだろう。不安だけれど面白い瞬間に立ち会っていると思う。夏が やってきそうじゃないですか。
何よりもフロッグマンお疲れ！！
追記
youtubeでパーティーの様子をあげている方がいました。感謝。いくつかあるのですが、中でもKen=Go→×Cold Sleepは、レーベルのフィナーレとして必見です。
KEN=GO→ Spinnin “Cold Sleep” @ Frogman “Cold Sleep” Party
